ベース的視点ミガキ
2011-04-24T22:30:08+09:00
brutal_neko
一日のちょっとしたメモ程度に。まぁ別にオフラインで日記も書いてんだけど。Twitterの時代にブログを更新することは難しい。
Excite Blog
「グローバル化するJポップ『J-MELOリサーチ2010』の調査結果から」というようなシンポジウムの感想とか。
http://brutalryo.exblog.jp/13448119/
2011-04-24T22:05:00+09:00
2011-04-24T22:30:08+09:00
2011-04-24T22:05:33+09:00
brutal_neko
勉強
J-MELOを見ている海外の視聴者たちに対して、webにて「どのようにJポップを聴いているのか」っていうテーマでアンケートをして、その結果を集計して考えたことなどを報告したのです。アンケート内容とか結果とかはこちらで詳しく見れるよ!世界70カ国から645人もの人が答えてくれた。これの集計作業とか実はけっこうハードな仕事だったりしたんだが、見返りに教授から焼肉をおごってもらったので良いのです!
量的な調査というのは初めて関わったけれど、それだからこそわかる感じるものというのが確実にあるんだなーと思ったので、今後ぼく自身の研究にも使えるところは使ってみようと思う。
シンポジウムは、まず今回のアンケート調査についての概要報告。毛利さんがアンケート結果についてコメントをまじえながら紹介して、その後は集計をしたぼくと@sotahbと@samampeによるそれぞれのプレゼン。ぼくはJ-MELO視聴者におけるアニメ→Jポップという傾向について、@samampeがJポップリスナーがV系好きな話、そして@sotahbは調査において出現したマイノリティ的素敵Jポップファンについて報告した。
けっこう驚くべき話だと思うが、アンケート回答者のうち約半分が、まず日本のアニメに触れたことがJポップを知ったきっかけとなったと答えていた。いっろんなアニメの名前がそれぞれ挙げられていたんだけど、たとえばナルトだったりブリーチだったりというものが多い。るろ剣もそれなりにいたんだけど、るろ剣って英語圏では「Samurai X」っていう名称で放送されてたんだね。さすがにワロタwwwwww
アニメを見て、そのopやedが気になった彼らはググる。そしてyoutubeで曲をフルで聴き、そこからアーティストのページに飛んでだんだん好きになる。気がつくとJポップにどっぷりと浸かっていて、NHK WORLDのJ-MELO視聴者になっている、そういう傾向があるようだ。
ここで彼らが言う「アニソン」は、ふだんぼくらがイメージするアニソンとは定義が違う。ナルトとかコナンとか思い浮かべればいいが、それらはタイアップによるJポップを指しているのである。ハルヒとか答えている人もいるにはいるのだが、ここで多く言及されているアニソンはタイアップによるJポップだ。ナルトを見てアジカンが好きになった、るろ剣を見てラルクが好きになった、そういうきっかけが強い。日本の音楽産業が行っているタイアップ戦略はけっこう効果を生んでいると言えるだろう。
ただ、この結果を見て単純に「アニソンすげー!やっぱ日本のソフトパワーっすね!」と言うのは、簡単だが足りない。調査側に今後必要な態度はいくつか考えられるが、重要なのは以下の2つの点だ。①アニメ→Jポップが成り立つようなので、まず最初のきっかけである「アニメへの触れかた」を調査する必要。当然、たとえば国によってアニメへの触れかたは大きく違うはずである。地上波で流すとこもあるだろうが、もしかしてケーブルでしか日本のアニメやってないかもしれない。あるいはネットで見るしか方法は無いのかも。それぞれの場合、それぞれで可能であった時期によって、日本のアニメが影響できる力のあり方、ひいてはそこからJポップに導いていくあり方は大きく違うだろう。ここのメディア的経路を調査することは、アニメ→Jポップのみならず、他の日本カルチャ受容の経路についても考えるネタになると思う。
次に②インターネットというメディアのバイアスである。日本のオタク文化周辺を見た場合だが、ネットとアニメ・マンガ文化には親和性があるように感じられる。もしそれが正しいとすると、ネットを介して行われた調査の結果に、それと近しい文化の色合いが強く出てきてしまうのは当然かもしれない。だから今回の調査結果だけを見て、「Jポップ受容にはアニメが不可欠なんですよー」と簡単に言ってしまうのは危険だ。おそらく、とても偏った部分を見ているから。そこのバイアスを意識する必要があるし、その他のメディアを介した調査との比較が必要だろうと思う。
というようなことを、ぼくは報告しました。アニメの存在感がJポップ受容に関しては重要だって見えてすげーけど、でももっと細かく見ないとダメだよねーっていうような趣旨ですね。
@samampeと@sotahbの報告も興味深いわ笑うわで最高でした。後半はm-floの☆Taku Takahashiさん、NHK国際放送の原田悦志さん、音制連の山口哲一さん、早稲田の岩渕功一さんと毛利さんでのトークでした。いろいろと最近の音楽業界の状況について学べたり、放送というメディアの力がけっこうあることについて考えさせられたが、現場からの正直な意見をかなーりラディカルに話していた☆Taku Takahashiさんの話がとても面白かった。彼とは終ったあとの打ち上げでもいろいろ話させてもらったが(むしろ学生陣に対する講義形式となっていてとても素敵でした!☆takuさんまじ最高っす!!!)、こういう現場での最新の問題を語る人を、それらを俯瞰するような立場の議論の場に呼べることって本当に勉強になるなーと思いました。
大阪における風営法とクラブの話とか、ちょっと調べたりしようと思います。
今回のJ-MELO調査みたいな考察って、メディアとコンテンツ流通の文脈でも面白い考えるべき話題だと思うし、なかなか需要もあるもののようなので、今後もっと調査していきたいと思います。だがしかし、ぼくはいい加減修論に集中しないとしんでしまうので、これは@samampeとか研究室に今年度から来た修士とかがガツガツやっていくといいんだろうなと思いました。
興味深い話をしまくった挙げ句に酒も美味しいとか、こういうのに関わっててまじでしあわせ~とか思ったね。
とぅぎゃったーのまとめ!
ぼくのアホpostとかもあって泣く!
http://togetter.com/li/127437
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4月が終わろうとしている!!
http://brutalryo.exblog.jp/13425729/
2011-04-21T11:06:38+09:00
2011-04-21T11:06:34+09:00
2011-04-21T11:06:34+09:00
brutal_neko
日記的なこと
新年度に入ってからけっこう大忙しな今日この頃なんですー。
4月17日 「SAVE TOHOKU!」
http://jp.flavors.me/ravetohoku#_
あの大震災を受けて、何か支援的なことができるんじゃねーのかっていうのと、東京の周辺にいる学生もいろいろとストレスがたまっていてそれを何とか発散したい、というのがあって、松戸の河川敷でレイヴやってた。ネットレーベル周辺のDJさんも呼んで、レイヴに慣れてる清野さんも呼んで、それだけじゃなくて原発についての濃密なトークも一緒にやって考えた。支援物資や募金を集めてNPOに送ったり、ギラギラの日差しの下でシュラスコ喰らいながらビール飲んだり、酔っぱらって野原に転がったり。震災支援っていって気張るだけじゃなくて、それを楽しい形でなんとかできたんじゃないかなーと思う。
次の予定は、
4月23日 「J-MELOリサーチ2010 シンポジウム」
http://mce.geidai.ac.jp/topics/pro5-symposium
NHK国際放送がやってる「J-MELO」っていう番組があるんだけど、そこの協力でJ-popが海外でどう聴かれてるのかってのを昨年webアンケートで少し調査しました。ある程度偏った情報ではあるけど、なかなか興味深い結果が出ているので、それについて考えるシンポジウムをやりますよー。ぼくも少しだけど登壇してお話させていただきます!
これらの企画やらなんやらに追われておりましたが、直前には京都に行ってセラミックレコーズとかvol.4の方々にお話聞いたりしてましたよっ!そのへんのまとめももうちょっと落ち着いたらサクサクと。イベントに関わり気味になると、自分の研究ちょっと放置プレイになっちゃうこの知的体力の無さは問題だなー。がんばらねばねばですね!]]>
Mizukage Recordsの青木さんと話してたら地震。
http://brutalryo.exblog.jp/13265491/
2011-03-29T10:34:00+09:00
2011-03-29T10:36:16+09:00
2011-03-29T10:34:08+09:00
brutal_neko
ネットレーベル
東北の方はまだまだ全然、復興には程遠いようだし、東京も計画停電やら商品が少ないやらで、みなさんストレスまみれの生活かと思います。3月11日当日、ぼくはMizukage Records主宰の青木さんにインタビューするべく、さいたま新都心におりました。お話をうかがっている途中で、あの数分間続いた強い揺れにあいとてもビビったのですが、インタビュー自体は有意義なものだったと思います!
ちなみに、インタビュー後にぼくは埼玉から東京に戻ろうとJRの駅に向かったのですが、ご存じの通り、都内のJR線は全て翌日まで不通になっており、帰宅困難者として一夜を明かした後、ようやく帰宅できたのはお昼すぎでしたー。青木さんはずっと「帰れないようならうちに泊まってもいい」と連絡してくれて、本当に良い人…。ありがとうございました!!!
まぁ大変でした。そしてまだまだ大変は続いてますね。
たとえばマルチネレコーズ以降、それから林立してきたネットレーベルの界隈を一つのシーンとして見た場合、日本において同様のネットレーベルという形態を取ってはいても、そこのシーンに入れて考えることのできないレーベルが複数存在している。この場合のシーンと呼ぶものは、特にTwitterが広まりだしてからはっきりと形を見せるようになった、ネットレーベル形態の東京を中心とするクラブミュージック文化のことをだいたい指す。Mizukage Recordsはそこのシーンに入っているとは言えないものであるが、レーベルとしての歴史は充実している。
Mizukage Recordsの表記が全て英語であることからも推測できるように、上記のシーン外にあるネットレーベルは、日本に先んじて盛り上がりを見せていた海外のネットレーベル文化を参照していたようである。Mizukage Recordsの場合は、海外のとあるネットレーベルをひょんなきっかけから知ることになり、大量の楽曲が無料で聴くことのできるシステムに感銘を受けたことから、自身のネットレーベルの運営が始まったようだ。表記が全て英語であるのも、楽曲の開かれた置き場所であるネットレーベルというシステムへのリスペクトがまずあり、世界全体へ入口を開いていたいという意図を実現するためなのである。リリースしているアーティストも海外からの参加が目につく。こうした海外とのリンクは、myspaceやfacebookを主な初めの媒介として利用しているという。
海外への視線が主軸ということは、逆に言うと、日本への着目は薄いということなのだろうか。Mizukage Records的には「世界へ」向けるがゆえのインターフェイスなのであるが、それがゆえの日本シーンとのある程度の交渉の無さはあるように見える。だが、分解系と今後関係していく予定などもあるそうで、現場レベルでのごちゃまぜはこれから生まれそうに思える。ふむふむ。
Mizukage Recordsはコンセプトとして「YuruYuru WakuWaku」を掲げているように、青木さん自体とてもゆるふわで素敵な感じを出しつつ、マイペースな運営をしていくつもりのようである。レーベルとして活動するということは、これは他のネットレーベルにも近いものはあるように見えるが、楽曲を世に出す際に「襟を正す」というニュアンスを与える程度のものであり、お金が発生しようがしまいが市場における対象として見えてくるリスナーを、強制的に意識させるようなものではないようだ。むしろ、開かれた自由な場、「グラウンドを開放するようなもの」と表現していたある程度自由な空間を作ることが、やはりレーベルの運営の重要な部分であるようだ。
あーもう地震こわい。それに予定崩壊で直接ではないにしろやはり困る。]]>
まだ赤身を食べられるようにはなってないそうです。
http://brutalryo.exblog.jp/13088669/
2011-03-09T13:42:00+09:00
2011-03-09T13:43:37+09:00
2011-03-09T13:42:09+09:00
brutal_neko
ネットレーベル
赤身レコーズは2010年末ごろから活動を開始したネットレーベルである。しかし、ネットレーベルを名乗ってはいても、そのやり方は非常に特徴的だ。というのも、ネットレーベルのおおまかな定義を、音源をMP3ファイルなどの形式で体系的にリリースしていくウェブサイトと考えてみると、赤身レコーズはその定義に限りなく当てはまらないからである。赤身レコーズは音源のリリースをしない。リリースされているのは、イラストやマンガや小説、フォントからプログラムコードなど、基本的に音源以外の多種多様なんでもありなものたちなのである。まぁ、音源もちょっと出てるので、別に「音源以外!」って拘ってるわけじゃなくて、ホントなんでもありっていう感じなのかな。活動開始から3カ月くらいという短いスパンで、すでにリリース数は50を超えている。
この赤身レコーズの主宰は、ネットやサブカル関係の話題において膨大なデータと共に信頼できる情報をぼくらに与えてくれる人、ばるぼらさんである。赤身レコーズ立ち上げについてにある通り、その始まりはちょっとしたおふざけだったようだ。「3日くらいで消すつもりだった」と言っていたが、周知の通りにそれから赤身レコーズは大量のリリースを行うようになり、多くの注目を集める現在の立場になってしまった。なぜ、ぼくは赤身レコーズのことを面白いと思ってしまうのか?その疑問について考えるには、赤身のリリースの仕組みと、その置かれている文脈について知る必要がある。詳しい話はまた別にまとめるので、以下ぼくが考える赤身の座標についてのみさらっと。
赤身の基本的なスタンスは、送られてきたファイルは全てリリースする、というものである。メールで送られてきた有象無象のファイルに、古き良きディスクレビューの煽り文のようなものをつけて、[AKA-000]のタグ付けの下に颯爽とリリースする。赤身のシステムは以上らしい。超シンプル!そもそも、このように自分ではなく他人が主体となって更新されていく形式のウェブサイトについては考えていたらしく、それが最近流行りのネットレーベルというやり口で行われたのが、赤身レコーズなのだ。自分で更新していくのめんどくさいからーって言ってたけど、でもでも、赤身のお世話するのってけっこう大変そうですよね。
こうして、赤身には多種多様な人々から多種多様な形式のファイルが送られてくるようになり、それらが赤身レコーズの名の下に集積していくことになった。そして、赤身が面白い原因は、その集まったファイル群の出所にあるとぼくは考えている。
当初はばるぼらさんの友達から送られてきたファイルが多くリリースされていたそうだが、赤身の名前が広まると、次第に友達文脈以外のところからファイルが送られてくるようになる。guchonやディスク百合おんなどネットレーベルを主宰している人、pinkylinxxやnyjunkiesなどネットレーベル界隈で遊んでいる人たちの名前が出てくることに気づく。赤身がネットレーベルを名乗っている以上、当然と言えば当然なことではあるが、いわゆる「ネットレーベル」界隈に所属している人たちが、赤身にファイルを送っていることがわかるだろう。ここから指摘できることは、赤身レコーズのリソースとして狭義の「ネットレーベル」シーン自体が大きな比重を占めているのではないか、ということである。
そしてこのことは、「ネットレーベル」シーンに対するメタ的なネタ倉庫として、赤身を位置づけることになる。特定のシーンにおけるコンテクスト自体をコンテンツとして可視化する、あるいはコンテクストを楽しむことを補強する手段として、赤身はその価値を発揮するのである。以前も触れた「akamirecords - Japanese Netlabel Map ver.20110219」が格好の例だ。「ネットレーベル」シーンを俯瞰するこの素材によって、そのシーンに注目しているぼくの視点は強化され、シーンをさらに楽しむことができるようになる。このようにして、「ネットレーベル」界隈での重要な役割を赤身は担っていると考えることができる。だから面白い。
というような話をばるぼらさんにしてみたら、「結果論ですね」とのことでした。上のような仕組みは「ネットレーベルの批評をネットレーベルの形式で行おうとする表現の試みなのではないか」とか格好良さげに言えるのかしらと思ったけど、赤身自体にそのような意図があるわけではなく、リリースの仕組みからもわかるように、それは全て自然な流れで生じた結果なのだ。だが、結果的に指摘したような立場になっているとぼくには思える。
赤身は音源以外を募集するネットレーベルであるが、その仕組みはむしろネットレーベルの特徴のようなものを、その特異性がゆえにわかりやすく示している例だと思う。赤身を知った当初、ぼくは研究の対象として入れるべきではないなーと考えたのだけれど、そうした意味でもっと考えるべきだ。
他にも、赤身は古き良きインターネッツな表象をしている話とか、アーカイビングってどういうことなのかの話とか、しいたけを許すことができない話とか、とても面白かったです!インタビューの詳しい内容については、穴レコードの方でおいおいまとめられていくと思うので、興味がある人はそちらへ!!
赤身レコーズは音楽以外をまだまだ募集しているようなので、肝臓ハウスからも何か面白そうなものを送ってみようかなー。
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16次元レコードの丼さんとお酒してきました。
http://brutalryo.exblog.jp/13050032/
2011-03-05T00:35:00+09:00
2011-03-05T00:37:32+09:00
2011-03-05T00:35:07+09:00
brutal_neko
ネットレーベル
いろいろネットレーベルに関する話を聞かせてもらっただけでなく、ぼく自身の研究の方向とかについても話させてもらって、とっても有意義な時間でした!ありがとうございますー。
丼さんはヤングスポーツで活動していたこともあり、日本でのネットレーベル活動の拡散において、一つの軸となる部分に常にいた人間の一人だ。そういう意味で、先日アボさんから聞いた流れと密接に関連する話とともに、一方それとはまた異なった背景、異なった運営意識について興味深い話を聞くことができた。16次元レコードの振舞いを理解するキーワードとは、フリーのゲーム制作文化であった。
というのも、丼さんはもともとフリーウェアのゲーム制作をずっとやってきたということで、その界隈で形成されたコミュニティの持つ考え方を、レーベルの運営に強く反映させているようだ。一つはCreative Commonsライセンスの積極的な採用である。ゲーム制作における音楽やプログラムなどの素材の取り扱いについては、もっと二次利用しやすい状況を整えたいという話がずっとあったようだ。丼さんはそれを、ゲーム制作コミュニティの中においてちゃんとしていこうと奮闘すると同時に、16次元レコードの運営でも同じ考え方を採用した。リリースされる音源はそれぞれが「素材」として振舞いやすいように、C.C.ライセンスでもって定義されるのだ。かなり明確に、著作権に対しての問題意識が表現されている。もう一つ言えるのはアーカイブという意図の存在である。16次元で初期にリリースされている音源は、WIN以前のシステムで出されていたゲームの音源だそうだが、それを現在のハード状況においても再生することができるようにするために、復刻という意図で再リリースしているのだ。このように、16次元レコードとは、90年代からのゲーム制作文化が持っていた流れを強く反映した運営のされ方をしているのである。
そんな感じの話を聞いたり、ぼくの、ネットレーベルを起こすというきっかけ以前にすでに形成されていたオンラインコミュニティが、そのネットレーベルの活動をかなり規定してるんじゃないか仮説みたいなものについて話したり、ぐちょんさんらへんのラインがネットレーベルという方法論で「ネットレーベル」シーンを作ってるんじゃないかとか、乱立するネットレーベルの中で軸ができてくるとすればリアルの地域性に依るんじゃないかとか、とても示唆に富んだお話をたくさんできました!本当に勉強になった。
あと、赤身レコーズがこないだ出したネットレーベルマップに関連して、丼さんも同じようなマッピングの試みをしていたのがとても面白い!もっと流動的に再配置とかできるシステムみたいなんだけど、それが16次元に実装されたら日本のネットレーベル界隈の分布とかがかなり把握しやすくなりそうだ。いろんな文脈でもって、それぞれのレーベルなりリリースなりの「関係性」を可視化できるようなマッピングだといえばいいだろうか。
青春不眠から出された「時間をとめて」が良すぎるんですけど!!]]>
お酒という観点からクラブとかライブハウスについて研究してみたいけど酔っぱらうからもうだめだ。
http://brutalryo.exblog.jp/13015158/
2011-02-28T15:40:00+09:00
2011-02-28T15:42:05+09:00
2011-02-28T15:40:56+09:00
brutal_neko
日記的なこと
2/26(土)は渋谷のThe Roomで、研究室のDJ Arni Kristjanssonがまわす「BOOGIE in MOTION」で踊った。ふだん、ぼくがクラブに行くとしたら、テクノやらミニマルやらで踊るものかアニソン的なものしか行ったことないので、ブギーとかディスコ主軸なイベントって初めてかもしれない。
入ってまず、リア充外国人が踊りまくっている様子に圧倒され、もうこれは酒を飲みまくるしかないなと判断した。以前、研究室の@sotahbとヒップホップなイベントに行った時にも同じことを話したけど、ぼくらが知ってるようなクラブって、単独で下を見ながら痙攣しつつ踊る人が点在している場所であって、フロア全体を使ってダンスしたり、カップルで手を取り合ってセクシーに踊るとかいう様子は、あまりにも慣れているフロアと色合いが異なっていて、リアルが充実していてすごい!と思う。
DJは3人でまわしていたけど、3人ともアナログレコードだけを使うDJだった。曲のジャンルが物語っているのかもしれないが、アナログがまわされてフロアがセクシーなこの様子は、まさに文献で知るところのクラブカルチャなのだろうかと思う。グルーヴィな音楽が流れ、かつお酒がちゃんとしたものだったので、ぼくは早々に酔いつぶれてしまって後半ずっと寝てたみたい…。超良かったけどな。
朝になったら肝臓ハウスに逃げ込んで、昼くらいまで昏睡。本当は北千住の消防署イベントに撲殺された放課後が出演するので観に行く気満タンだったのだけれど、全くかないませんでしたすみませんでした。
2/27(日)は渋谷WOMBで「FAIFAI Pyajama's Party」に参加!快快とmaltine recordsと悪魔のしるしが合同で大パーティーをするって感じだったので、これまたお酒が飲める、と。悪魔のしるしの「百人斬り」という演劇?に助手の@poinoさんと撲殺された放課後メンバーが出演するのも楽しみにしてた。
ていうか、WOMBってめちゃくちゃ大きいんですね!3階分くらいフロアあって、一番下とか相当キャパあるね。着いたころにはメインフロアが夢眠ねむから芳川よしの(芸大一次試験通過おめでとうございます!)に変わるところくらいで、お酒飲みつつフロア移動して悪魔のしるし危口さんのエアメタルDJとか@tomadくんを観たりとか。前日の夜と打って変わって、PCDJの人ばかりでアニソンとかも流される空気で、安心できる慣れた雰囲気だった。パジャマパーティーだったので、パジャマ着用の人がたくさんいて、ぼくも買ってでもパジャマ参加するべきだった!パジャマは軽いので踊りやすく心も軽くなる、という説も聞きました。「百人斬り」には斬られる役で参加したよ!生演奏のハードコアドラムに合わせて、危口さんが参加者を百人斬り続けるというパフォーマンス!危口さんが一番楽しそうだった。
先週のゼミの時に、ふだんアナログでまわすというアルニさんが、ちょっとソフトと音源を揃えてしまえばPCDJで簡単にDJすることができるようになってしまった現状について違和感があるというようなことを言っていたけれど、こうして週末に対照的なDJのあり方を見てみると、安直だけどもそれぞれの良さが見える。ぼく個人としては、PCDJをする姿についてもとても格好良いと思っている。ディスプレイを前にかがみこんでキーボードや光るミキサーのボタンを操作し、薄暗いブースにぼんやり浮かび上がってくる小刻みに踊るDJの姿なんて、パフォーマンスとしても十分に格好良い。ゼミでの話はネットやテクノロジーが身体性を騙しているといった雰囲気だったけど、どこまでもクールにツールでしかないテクノロジーを扱っているのは、やはり踊っている身体なのではないだろうか。
そもそもアナログだろうがCDだろうが、複製メディアとして「生演奏」から見るとまがい物だと批判されてきたわけで、ここでさらにPCDJの持つある種の安易さを、趣味的に嫌うことはできても批判することはできない気がする。でも、ここで気づかされるのは、DJというスタイルがそうやって真正性のようなものを獲得するに今や至った、という蓄積された歴史である。フロアの様子も全然変わってしまったようだし、機材やテクノロジーも全然変わってしまったようだし、当然流される楽曲のジャンルも変わっていっている。DJカルチャを語る文脈では、どうしてもまだ登場した当初の時代に強く真正性を感じさせる語り口が多いように思えるが、DJの登場以降数十年がたって、メディアの状況も変容するに至って、ようやく、DJの誕生に関する云々を相対化して語る状況が準備されたように思う。その準備の仕上げを行ったのが、ネットとファイルとラップトップなのではないか。
新しいメディアが登場すると、どうしても新しいものは、古いものの延長として捉えられてしまう。CDは、仕組みも組成もレコードとは根本的に異なるものだけれど、小さくて便利なレコードとして取り扱われた。DJをする、ということについて、実はアナログDJとPCDJは「楽曲の再生」という点以外は全く別のものだ。だけど、PCDJはアナログDJの便利で安易な子孫として捉えられている(?)。問題は、「DJ」という軸を基準に判断するところなのかもしれない。DJとは何なのか、複製メディアを再生することなのか、フロアを操作する人のことなのか、曲を作る人はどうするのか、付け加えるとラジオで曲を流しておしゃべりする人はどうなのか。「DJ」という単語が、歴史の流れの中であまりにも多くの対象を指してしまっているため、DJについて考えようとするとどうしても混乱してしまう。
もっと歴史ある単語、たとえば「演奏者」とかと比べると案外簡単に語義の限定できるのかも。クラシックとハードコアでは同じ演奏者という単語で表現されても別に齟齬とか混乱とか生まないものね。]]>
@abolaboさんに話を聞いた話。
http://brutalryo.exblog.jp/12978007/
2011-02-24T09:55:55+09:00
2011-02-24T09:55:53+09:00
2011-02-24T09:55:53+09:00
brutal_neko
ネットレーベル
実はアボさんは、現在ぼくが所属している大学院が置かれている大学を卒業した先輩にあたる方で、「とりあえず飲みましょう!」というノリで、大学関係の知ってる人の話なんかも混ぜながら楽しんできました。とても楽しかったよ!
まだテープ起こしてないので細かい情報については今後ってことになるけど、アボさんから聞けたのは、2000年代前半あたりのネットレーベル界隈、というかインターネットを使ってクラブミュージックを楽しんでいたある人たちの話、ということになるのかな。そこでの彼らの活動が、現在の日本のネットレーベルを取り巻く状況へ深くつながっていったということだった。そうした歴史的文脈の中で重要になってくるのは、90年代に起きたナードコアのブーム、それを参照しながらブロードバンド環境が整っていく中でmuzieやアーティストのBBSなどのウェブサービスを活用しつつ交流していったDJたちの存在、そして彼らが東京を中心としてクラブでイベントを打ちながら人間関係を作っていったこと、ここで生まれた知り合い同士の関係が現在の状況にも見てとれることなどである。
ざっくり言ってしまうと、ヤングスポーツからmaltine recordsそして2010年以降のネットレーベル乱立という流れの一つの軸は、ここで聞いた話に深くつながるものと考えることができる。それはつまり、ある意味でとても狭いある特定の人々が作った「シーン」として捉えるべきものなのかもしれない。しかし一方で、赤身のマップではヤングスポーツからの流れと離れて配置されている、たとえばBump Footや-Nなんかの海外のネットレーベル文化と関わっている流れもあり、これらはお互いに何か参照している可能性がありながら、アボさんから聞いた話とは距離を持ってどーんと鎮座している。ネットレーベルを考えるにあたっては、レーベルという形態として音源配信の仕組みの段階の一つと捉える視点と、ある特定のシーンやジャンルのようなものとして捉える視点の両方が必要だということかもしれない。maltine界隈とか、注目されているようなネットレーベルはむしろ後者にあたる。
なんにせよ、ネットレーベルとしてウェブ上に活動が収束される前段階として、彼らがどこで活動していたのか、ウェブ上であったり現実のクラブであったり、そうした部分にインターネット以降の環境の変化が大きく現れているのだと思う。ヤングスポーツあたりを歴史的に捉えてみるのは、2000年代に入っての急速に変化してお手軽感が増した、日本のネット環境の変化を捉えることになるだろう。それは配信ビジネスの試行錯誤と同時進行だが別のやり口として見られなきゃいけないんだと思う。
ていうか、赤身レコーズっていったい誰が運営しているんですか!!?
ネットレーベルは特に、単に音源だけが評価の対象とされるのではなくて、レーベルがまとうコンテクストが楽しまれているように見えるんだけども、赤身は「音源のリリースをしない」というその性格上、コンテクスト部分に強く影響する面白いレーベルだと思う。
そして「Japanese Netlabel Map ver.20110219」が収録されるという3月発売の『Homemade Music』、これはもしかして前にネットレーベルを内輪の拡大と表現してたばるぼらさんあたりの本ですか?!すげー気になる。]]>
音楽の現在と未来ってタイトルもう秋田。
http://brutalryo.exblog.jp/12972323/
2011-02-23T14:41:21+09:00
2011-02-23T14:41:20+09:00
2011-02-23T14:41:20+09:00
brutal_neko
おもしろかったこと
メンツからもわかる通り、インターネットの普及によって音楽環境が変化する中、「現場」はどのように考えているのか、というのがおおまかな議題でした。ざっくりまとめると、津田さんがネット普及からの音楽産業を中心とした変化についての持論を展開し、それを下敷きとして、ネットメディア、CD屋、ライブハウスでの現状を紹介する、といった感じ。だいたいは予定調和的な展開だったんだけど、FEVERの経営と(津田さんがやけに細かく具体的に突っ込んで聞き出してたw)、UNIONの内部情報を小ネタ的に聞けたのは面白かったかな。だけど逆に、そうした物理的な現場の細かい話に時間が大きく割かれてしまったため、CINRAの話、たとえばネットメディアとCD屋・ハコとの影響関係って何か変わっていたりするのか?とかが語られなかった。
最後の質疑でぼくからも少し聞いたんだけど、壇上の3者の中では、ライブハウスはネットの普及を特に問題視していないように見える、というか、あまり触れていないのかな?という印象があった。西村さんによると、やはりネットの普及が動員に対して何か影響したというような感想は特に無いみたいで、ネットはプラスα的に使っていこうとは思ってるーとの答えだった。ハコがネットの普及を優先的な話題として扱う状況にないことは、「今はまだ」なのか「これからも」なのかはわからないけど、ネットの普及が直撃的に影響しているのはやはりソフト製作の部分なんだなってのを補強した感じ。
しかし、ライブハウスなどのアクトがなされる場が、ネットの普及とあまり関係がない状況にあるのか、というと決してそうではないとは思う。たとえばmaltine recordsなんかは積極的にインターネットをからめたクラブイベントを開催しているわけだし、CINRAが行ってるexpop!!!!!だってネットメディア発ライブハウス行きのイベントだ。ただ、MOGRAのようなクラブと、FEVERのようなライブハウスでは、置かれている状況が異なるので当然簡単に比較するわけにはいかない。ここには楽曲のジャンルの違いといった特性もあるし、下北沢文脈のようなものも関係しているだろう。しかしそれでも、こんなにもネットの普及と無関係かのように振舞えている、というのがぼくにとっては少し驚きだった。
あとはまぁ、津田さんの言っていた、ソーシャルメディアは興味喚起の段階で強みのあるもので、その先のマネタイズをどーするのか、っていうのが問題だって話に頷いたくらいかな。音楽のようにファイル化してサーバに置けてしまうものは特に、興味喚起のきっかけとして機能させるくらいしか、お金に関する面ではもはや意味を持ちえないように思える。でも、これは別に音楽自体(?)の価値が下がったとかそういうことではなくて単に、市場原理に強く影響されながら制作せざるをえなかった状況から比べると、その規制は弱まるよーというポジティブな捉え方をされるべきことだと思う。これはある種の幸せともいえる状況じゃないのですか。お金の話に縛られる、という現状から比べて、ネットを活用しながらマネジメントをエージェントのような存在に一本化することは、音楽制作にとっては自由度が上がるのではないかという話だ。
ここでは同時に、ソーシャルメディアやインターネット自体への過度の期待はもはやするべきでない、ということも示されている。ネットで完結してお金も音楽もハッピー!みたいな幻想はさっさと捨てて、ネットはあくまで冷徹にツールとして捉える、という態度が求められている。インターネットへの失望みたいな話は、そこに過剰な期待をしすぎていたから生まれているだけなんじゃないだろうか。そんな気がする今日この頃です。
帰り際に津田さんにレンタルCD関連の話をちょっとだけ聞いたんだけど、やはりここの部分を扱った文献というものはほとんど無いみたい。『シャトル日記』という本をオススメされたのでさっきポチった。イベントの最初に、日本でのCD不況は、実はアメリカと比較するとそんなに落ちていない、という話があったのだけど、アメリカでのCD売上の低下は配信売上の割合の大きさとたぶん強く関係しているのだと思う。日本でのレンタルCD関連について研究してみるのは、まずはアメリカとの変化の度合いの差を比較してみることから始めなきゃなーと思った。
なんか適当な感じだけどこんな感じで!]]>
なんかやばい。
http://brutalryo.exblog.jp/12226432/
2010-11-08T17:03:08+09:00
2010-11-08T17:03:05+09:00
2010-11-08T17:03:05+09:00
brutal_neko
どーでもいいこと
なんだか知らんけどやる気が生じない…。
オウフ]]>
そろそろ寝るよー。
http://brutalryo.exblog.jp/12196354/
2010-11-04T02:53:59+09:00
2010-11-04T02:53:56+09:00
2010-11-04T02:53:56+09:00
brutal_neko
どーでもいいこと
っていうの、わかってるつもり!
さぁ、なんということでしょうもう11月だー。
今月はうまいことマネジメントできそう。
やりたいことは多々!
そしていろいろにかまけてたら肝臓ハウスブログの方もあんま更新できてない!
ログ残さないと存在してないのと同義!]]>
おなか減ってる。
http://brutalryo.exblog.jp/12113193/
2010-10-21T10:34:32+09:00
2010-10-21T10:34:30+09:00
2010-10-21T10:34:30+09:00
brutal_neko
どーでもいいこと
一年間完全なヒマをいただいて、毎日図書館で読むべきことを読む、といったことがしたい。院生になったらそういう生活かと思いきや、研究室の都合もあるのだけれど、かつ大学としての特性もあるのだろうけれど、どうしても実践というかイベンター的な方向にばかりリソースが割かれてしまう。実践なき理論は云々だけど、そんなこと言う程度でもなく理論なき実践に陥りつつあるのは否めないよね。
ここはぼくのロバの耳的な穴という立ち位置にしようか!]]>
このブログのこと。
http://brutalryo.exblog.jp/11923602/
2010-09-15T17:02:25+09:00
2010-09-15T17:02:23+09:00
2010-09-15T17:02:23+09:00
brutal_neko
どーでもいいこと
ついったー初めて以降、本当に短い文章しか書けなくなっているんだよねぇ。
3行でまとめろ的な。
とは言いつつ、研究云々のところで「ログを残すことの意味」みたいなのを考えさせられることがとても多いので、やはり、どうにかログは残していかないといけないなぁ、とか。
なんか書くか。
ちなみに8月から引っ越して知り合い3人で一軒家をシェアしてます。
そっちの方のうちでも適当なブログ書いてるから、どっちかっつーとそっちの方がぼくにタッチできるかもしれません。「肝臓ハウス」っていうアルコールに依存した恐怖の館ですよ。。。ウフフ
さてさて、思い出しがてらログをまとめてみようかな。]]>
京都とか大阪とか行った話。
http://brutalryo.exblog.jp/11042189/
2010-05-02T10:32:35+09:00
2010-05-02T10:32:32+09:00
2010-05-02T10:32:32+09:00
brutal_neko
日記的なこと
お金の節約のために行程は深夜バスを使用。
深夜バスってのは、正直言うととてもキツいということがわかった……。
会場である京都精華大学というのは、マンガ学科があったりしてなにげに有名なようだし、ポピュラー音楽研究界隈ではしばしば名前を見ることもあったので、是非一度行ってみたかった。それに、先日のKAIKOOの際に、入場口付近で精華大の学生と一緒に酒を飲んでだらだらしたこともあって、もしかしたら彼にも会えるかもしれないなー、なんて考えたり。結局は会えなかったんだけど。
京都の駅ビルはでかい!昔ガメラ3を観たときに派手にぶっ壊されてたやつだ!
精華大は京都駅からかわいい市電みたいなのに乗って20分くらい行ったとこ。山の中。まわり畑。
自治会やらサークルやらの勢力が強いようで、キャンパス内にはいたるところに立て看が設置してあり、石碑には「自由自治」と彫ってあり、謎の炊き出しのお知らせや、学祭前なのか簡易ステージがあったり。
学食でうどんを食べてみたんだけど、一杯120円とかいう衝撃的な安さ!そして、別に関西だから薄味だーとかいうわけでもなく。レジのおばちゃんが異様に陽気で楽しかった。美味かったです!
本当はここでシンポジウムのまとめやら感想やらを考えるべきなんだろうけど、まだまとめ作業しておらず。増田聡さんがどんな感じなのか見に行った的な部分もあったので、話を聞けて良かったかな。「パクリ」というキーワードに沿って、報告者がそれぞれ模倣についてちょっと話す。基調講演で伊藤公雄さんがDiYという概念を再評価すべきではないかと言っていた。
どうしても、ポピュラー文化研究あたりで見かける方法は、産業構造の分析と変化やら社会全体でどう捉えられてるかっていうマクロな話になりがちだと思うんだけど、細馬さんという方の身体レベルでの模倣という点からの話が非常に興味深かった。マンツーマンなレベルでは、模倣という行為は日常的に行われていることであり、むしろ模倣すること自体が感覚的な評価のポイントになっているのに、パクリを論じるといったレベルではそのことが一切無視されてしまうところに違和感があるというような話。その点からすると、模倣という行為はオリジナリティと敵対するものではないのではないか?
でもそうだよねー、オリジナリティが大事だって日々言われるけれど、論文を書くにしたって、如何に引用や組み合わせを行って新しい視点を探るかってとこが大事だったりするんだろうし。
細馬さんの話はとてもとても興味深かったけど、そういう視点を自分のやり方にどうあてはめたりできるかってのはわっかりません。警鐘を鳴らす的な役割かな?
そして、シンポ終わった後の懇親会にはぼくは参加せず……!!
そのまま大阪に向かってついったー的な友達と飲みに行ってしまったのでした。次回があるのか、あったとしても行けるのかどうなのかわかんないけど、もっと自分の内容をまとめてから是非……。ぐは。
んで、大阪へ!@takekanmuriと@kmkn_wktkと大学の後輩。
串カツ食って、たこ焼き食って、男4人で酒買いこんでラブホに泊まって「トップをねらえ2!劇場版」を上映するという、別に東京でやってもいいじゃねーか的な遊びをした。
翌日は朝から梅田あたりでだらだらして、午後からぼくは@nyuuuuunさんと日本橋・難波あたりをうろうろ。日本橋が猥雑なアキバであることを確認しながらキャベ焼きを食べたり、通天閣のキングジョーっぽさに驚きつつ新世界でどて焼きと串カツをキメたり、難波で551の肉まんを喰らったり寿司食ったりした。だいたい全部100円前後の食べ物という……。大阪は素晴らしいなー安いなー。
けっこうみなさんが食べ物をつまみながら酒を飲みながら路上に座り込んだりしててアジア感。
夜は京都に戻って深夜バス。京都は2日間でちょこっとうろついただけだったんだけど、鴨川のあたりのローカルな感じとか、街の中がきれいだったりとか、素敵だ。ただ京都駅周辺、あそこは店も何もなくてちょっとつまんない。飲むとことか全然見つからないので結局まんきつでマンガ読んでたよ……。
東京戻ってきてからは四畳半神話体系見たりしちゃって、京都いいなーって今も思ってる。]]>
【宣伝】肝充の開催が決定してまふ【夜遊び】
http://brutalryo.exblog.jp/10844756/
2010-03-08T22:13:51+09:00
2010-03-08T22:13:46+09:00
2010-03-08T22:13:46+09:00
brutal_neko
ニュースっぽいこと
場所は早稲田駅すぐ近くの「茶箱」!
今回はすぐ上の「わいわい」をラウンジ的に使えるとかなんとか!
とりあえず、3/20(土)ヒマな人はおいでませ!
19時から翌5時までとかいう基地外イベントだよ…
君は生き延びることができるかっ!?
ビア空間肝野球 -肝臓 [KAN_ZOH] 003 vs ビア充6.1- 開催!
2010.3.20 (Sat) 19:00 ~ 3.21 (Sun) 05:00 (ALLNIGHT!!!!)
at 音楽喫茶 茶箱 sabaco music&cafe(Tokyo, Waseda)
Entrance Fee : 2,000yen / 1drink
ーーーー
2008 年に始動し、規模を着々と拡大し続ける、
アットホームで超ハッピーな平和飲み会パーティー「ビア充」と、
Twitter界隈で随一のリア充オーラを想定外に発散しつつも
酒の力ですべてを無に帰してきた臓器系DJイベント「肝臓」が
一夜限りのオールスター戦を大開催!!
1 月に急に行われた謎パーティー「ビア新年会」での交流戦終了後
ただちに発表されたビア充×肝臓のコラボレーション、コードネーム「肝充(きもじゅう)」は
構想を膨らませすぎてまさかまさかのDJ18組!ビア充クルー9名、肝臓クルー10名が、
早稲田茶箱という名のドーム球場で熱いバトルを繰り広げる……!
ーーーー
ビア充クルーはキャプテン・Yamajetをはじめ、BPM200km/h超えの剛速球に定評のある0森、アニソンストレート一本勝負でアニソンインデックスに勝手に熱い対抗心を燃やすease、
DJ・VJと走行守揃ったプレイに定評のあるNori、絶賛就活中ながらも鋭いピッチングを魅せるbitscape、秘伝の魔球・焼酎ハイボールをこれでもかと(自分に)お見舞いするTsunamayoほか全9組!
これを迎え撃つはドラフト1位のopthaw率いる肝臓クルーの面々!
ダンスミュージックの盗塁王junkMA、球界一のバズらせ巨人軍kyozyakuなどおなじみの6名に加え、ヴァレンタインの日本列島を震撼させた tonya_harding、
日本の両端を結ぶ友情で一夜限りの復活を遂げるtechnovita×mori9me、
23歳人妻ルーキーのyuri_jpがゲストとして緊急参戦!
2010年は野球が来る!この春、茶箱にまた伝説が生まれる……!
ーーーー
<肝臓> [所属球団]
opthaw [喜多方ラーメンズ]
junkMA [秋葉原ドネルケバブ]
quecy_ [成増クランベリーズ]
kyozyaku [山形チェリーズ]
KTAGRANT [馬込公安調査庁]
kalapattar [上高地スーパーモンキーズ]
tonya_harding [寿ヴァレンタインズ]
technovita×mori9me [森田産業]
yuri_jp [人妻レッドソックス]
ーーーー
<ビア充> [所属球団](所属し次第随時更新)
Yamajet [綱島エネルビーズ]
0森 [残業サービス]
ease [淵野辺アンドロメダ]
Nori [環ニーソックス]
Tsunamayo [立石はごろもフーズ]
plastic
bitscape [千葉リクルート連盟]
BUUFAA [WBF Alanders]
murotani [江戸川ラブプラス]
ーーーー
2010.3.20 (Sat) 19:00 ~ 3.21 (Sun) 05:00 (ALLNIGHT!!!!)
at 音楽喫茶 茶箱 sabaco music&cafe(Tokyo, Waseda)
Entrance Fee : 2,000yen / 1drink ]]>
オリンピック。
http://brutalryo.exblog.jp/10783851/
2010-02-18T17:47:26+09:00
2010-02-18T17:47:24+09:00
2010-02-18T17:47:24+09:00
brutal_neko
どーでもいいこと
テレビ無いから見てないけどね。
冬季オリンピック大批判
■フィギュアスケート
わたくしは、何回見ても、どうしてもフィギュアスケートという競技が納得できない。
あの、グルグル回るグルグルが納得できない。
なぜあんなにグルグル回るのか。
何か必要があってグルグル回るのか。
グルグル回る必要とはどんなものなのか。
■カーリング
なんとかルールを覚えようとしたのだが、ついに覚えられなかったのがカーリングだ。
でも、全然残念という気がしない。
勝手にやってろ、という気になるスポーツだ。
■ジャンプ
しゃがんで伸び上がっただけで、スポーツといえるか?
しゃがんで伸び上がるだけなら、コタツにあたっているおじいさんだってよくやっているではないか。
怠け者のおじいさんとあんまり変わりがないではないか。スポーツというより不精といったほうがいいかもしれない。
■モーグル
コブコブを滑り降りながら二回ジャンプするというところまでは理解できる。
しかし、そこで体をひねったり開脚したりすることにどんな意味があるのか。
■アイスホッケー
人間としてあまりにも浅ましく、見苦しい争いで、一体、なにをめぐって争っているのかとよく見ると、
何だか小さくて丸くて平べったい、グリコのおまけの大きいやつみたいなものをめぐって争っているのだった。
あのねえ、そんなグリコのおまけみたいのがそんなにほしいなら、いくらでも買ってやるっつーのッ!
■リュージュ
スタートの時点ですでに寝たきりで、棺桶みたいなものの中で空を見たりしているのだ。
それがスタートの態度か?空を見ている場合か?とりあえず起きなさい、そこの空を見ている人。
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